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2横断検索システムの整備【現状】現在、検索対象図書館は、県-1館、市-8館、町-3館、大学-3館の計15館となっています。(但し、佐賀市は4分館と6分室、唐津市は相知館と2公民館、嬉野市は2館、佐賀大学は医学部館など複数館を一体化しています。)なお、他の図書館や公民館図書室でも蔵書データを電算化し、ホームページに掲示してある館については、当該ホームページ上から検索が可能となっています。【課題】横断検索の前提となる蔵書検索システムの未導入公共図書館・公民館図書室が一部あります。また、導入済みの場合でも蔵書検索システムのメーカーが異なるなどの理由のため、横断検索システムに入れない事例もあります。【方策】未導入公共図書館・公民館図書室においては、蔵書検索システムの導入に努めます。導入済み公共図書館・公民館図書室で横断検索システムに入れない事例については、横断検索システムを可能とするシステムへの変更に努めます。なお、それまでの間は、横断検索システムのトップページ画面に、当該図書館・公民館のバナーを貼り付けるなどの対応を検討します。3web上での相互貸借システムの整備【現状】現在、相互貸借の借受け申込みは、それぞれの館で資料検索を行った後、メールやファックスで行っています。そして貸出し館が改めて資料検索等を行い、貸出し処理をしているため正確さに欠けたり、二重手間となって時間がかかっています。【課題】蔵書検索システムの未導入館が一部あります。このため、web上で検索や予約ができない事例もあります。【方策】まずは県立図書館において、相互貸借の申込みや貸出し延長処理等について、web上で可能となるよう簡素化を図ります。また、将来、全公共図書館・公民館図書室がweb上での相互貸借の申込み等ができるように、システム整備の検討を行います。(2)図書の定期的物流システムの構築1相互貸借【現状】現在53の公共施設(うち図書館、公民館等は48施設)と事業協力を行っています。また、県と市町の機関とは、週に2回(火・金)県の逓送便で届けています。各市町間の相互貸借資料についても依頼があったものは、県の逓送便を利用しています。p.190