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データベースを導入し、市町立図書館・公民館図書室のレファレンス業務に協力しています。県立図書館におけるデータベース利用は、導入から平成20年9月までに245回利用がありました。【課題】レファレンス業務は図書館の重要な機能であり、迅速丁寧な対応が求められています。また、情報化社会の中で、多様で専門的な質問が多くなっています。【方策】多様化・専門化するレファレンスサービスに対応するため、各公共図書館・公民館図書室間での連携・協力を強化します。そのため、メーリングリストによる各館の協力、県立図書館ホームページでのレファレンス事例やリンクの一括掲載、有償データベース(新聞記事、法律判例、雑誌情報等)の共同利用などについて検討を行います。(4)学校との連携・協力【現状】市町では読書セットの貸出し等学校支援に取組んでいますが、県立図書館でも読書支援図書セット、調べ学習用図書セットの図書館・公民館への貸出しを平成20年度から開始しました。【課題】学校と図書館を結ぶ図書流通システムが未整備の市町もあり、そのことが大きな要因の一つとなっています。【方策】市町立小中学校図書館は市町立図書館・公民館図書室が支援する、県立学校図書館及び私立学校図書館は県立図書館が支援することを基本として、それぞれの公共図書館・公民館図書室がその体制の整備に努めることとします。なお、当面の間は、市町立図書館・公民館図書室が行う学校支援のためのセット貸出用図書の整備を県立図書館においても積極的に行います。また、学校との図書流通システムについては、図書の定期的物流システムの中で検討することとします。(5)図書館職員の資質向上と研修【現状】公共図書館・公民館図書室職員の資質向上と研修は各館で行うとともに、公共図書館協議会主催により「初任者研修会」、「中堅者研修会」、「レファレンス研究会」等を実施しています。p.192