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刊行物【概要】・佐賀県立図書館では、多くの刊行物を発行してきた。・年表には主なものを掲載している。・ここでは、『佐賀県史』『佐賀県教育史』『佐賀県史料集成』『佐賀県近世史料』について特に取り上げて紹介する。佐賀県史【概要】・佐賀県史の編さんは第二次世界大戦などの戦争のため、中止されていた。・戦後、昭和24年ごろから関係者の間で県史編纂の必要性が検討されたが、当時の意見として、通史編さんの前に史料の収集調査が必要であるとの考えに基づき、「佐賀県史料集成」の編さんが計画され、県立図書館がその事務を担当し、第一着手として、当時の佐賀大学教授三好不二雄氏により昭和30年に古文書編第1巻が発刊された。・以来、1巻ずつ発刊され、昭和39年度までに古文書編9巻が刊行された。・昭和38年、いよいよ「佐賀県史料集成」と並行して、「佐賀県史」編纂事業が開始された。【刊行物】通巻収録内容発刊日上原始・古代・中世編昭和43年3月刊行中近世編昭和43年7月刊行下近代編昭和42年3月刊行佐賀県教育史【概要】佐賀の教育が歩んできた歴史的過程を明らかにし、そこに創造され展開された教育事象を客観的に把握するとともに、本県教育の課程を解明し、要来の発展飛躍への重要な示唆を与えるため、江戸末期・藩政時代から昭和40年までを記述の期間として、教育行財政、学校教育、社会教育、体育、文化について本県教育の盛衰に視点をおき、また、その原因分析、教育の成果、全国水準との比較等をも考慮して、昭和61年度から平成3年度の間で通史編2巻、資料編3巻を刊行した。【刊行物】通巻編巻収録内容発刊日1資料編1藩政期教育資料と明治前期教育資料平成元年3月刊行2資料編2明治後期の教育資料平成2年3月刊行3資料編3大正期から昭和40年までの教育資料。別冊付(「佐賀県広報(教育関係)目録」)平成2年11月刊行4通史編1主に江戸中期から明治末年までの教育事象について平成3年3月刊行5通史編2主に大正初年から昭和40年までの教育事象について平成4年2刊行p.42