葉隠研究会 |
設立「葉隠」は近世の佐賀が生んだ傑出した人間の書、思想の書であり、また道徳の書です。しかしながら、独自の個性をもつものの常として、たえず偏見と誤解を生み、戦時中は生命軽視の代名詞のような取り扱いを受けてきました。それでありながら最近「葉隠」が、あらためて評価されつつあるのも、不思議な魅力を秘めた書であるからといえます。このときに当り、「葉隠」を生んだ郷土の人間として、その本質や、歴史を明らかにし、偏見や誤解を解き、「葉隠」の主張を正しく理解し広く伝えることが、私達の使命と信じ、全国は勿論、遠く海外にも呼びかけ、研究会を設立したものです。 |
会の活動
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刊行物のご案内『葉隠研究』〔「葉隠研究」編集委員会/編集、葉隠研究会/発行(年2〜3回)、定価1,600円(会員は無料)〕 |
入会のご案内“はがくれ”の心は、勇気を与え、“さわやかさ”を語りかけてくれます。 “はがくれ”の心は、3世紀の間、日本の心として伝えられてきました。 今こそ、“はがくれ”の心が、人の心の舞台に、再登壇の時が来ています。 葉隠は、現代になっても多くの人、様々な分野の人に影響を与えてきました。「武士道とは死ぬことと見つけたり」が、あまりにも有名ですが、「夢の間の世の中、好かぬことばかりして苦を見て暮らすは愚かなる事なり。」は、あまり知られていません。 葉隠は、各界のリーダーや文筆家、海外の人など数多くの人に読まれてきました。 ノーベル賞候補であった作家三島由紀夫は、私にとって、ただ、一冊の本「葉隠」と言い、「死ぬことと見つけたり」は逆説である。そして、・・・「自由を説いた書物」、・・・「情熱を説いた書物」、・・・「いかにも精気あふれ、いかにも明朗な、人間的な書物」と言っています。 葉隠は、「死ぬこと」とは、私心の迷いから離れ、皆のためにさわやかな考えができる“心”、会社、役所、チームでの判断を誤らせない“道”であると言っています。 “はがくれの心”は、物質優先の社会の中で、今こそさらに、その輝きを増すのではないかと考えます。 “葉隠”を多くの人たちに伝えたい。葉隠を伝える葉隠研究会は、会員約400人、皆さんの入会をお待ちしています。 【『葉隠(入門編)』〔葉隠研究会/編集、平成21年10月25日発行〕より】 |
入会のお申込み会費
申込先葉隠研究会事務局〒849-0921(株)佐賀印刷社内 佐賀市高木瀬西6-11-7 電話番号・ファックス番号 0952-31-7544 ![]() |