星野 高徳/著 -- 日本経済評論社 -- 2024.1 -- 518.24 /518.24


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県立(本館) 公開閲覧 /518.2/H92/ 116535196 一般図書 利用可 在架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 屎尿処理の近現代史
副書名 汲取から下水処理への転換
著者 星野 高徳 /著  
出版者 日本経済評論社
出版年 2024.1
ページ数 11,255p
大きさ 22cm
一般件名 汚物処分-歴史 , 下水処理-歴史
NDC分類 518.24 / 518.24
内容紹介 都市化の進展で屎尿処理はいかに変容したか。19世紀末から20世紀の東京市、大阪市、名古屋市の屎尿処理に焦点を当て、処理主体が民間から行政に変化し、各都市が屎尿の肥料化と下水処理技術の導入を模索した過程をたどる。
ISBN 978-4-8188-2644-1

目次

序章 屎尿は資源か、廃棄物か
  はじめに
  一 先行研究の成果と課題
  二 本書の課題
  三 本書の構成
第一章 都市化と衛生環境
  はじめに
  一 人口の推移
  二 汚物掃除費の推移
  三 腸チフス罹患率の推移
  小括
第二章 屎尿処理公営化と屎尿流通網の再形成
  はじめに
  一 屎尿処理の有料化
  二 一九一〇~二〇年代の市営化案
  三 屎尿処理政策と近県の屎尿需要
  四 屎尿処理市営化と都市近郊農業への影響
  小括
第三章 下水処理化の挫折
  はじめに
  一 屎尿処理の停滞と市営応急汲取事業の開始
  二 下水道改良事業の推進と自家用水槽便所の導入
  三 一九三〇年汚物掃除法改正と大阪市の下水処理化
  四 一九三七年屎尿処分受託事業の開始
  小括
第四章 農村還元処分と下水処理の併存
  はじめに
  一 屎尿売却代金の財源化
  二 屎尿処理市営化政策の転換
  三 下水処理場の建設と水洗便所化の推進
  四 屎尿流注所建設による下水処理化の推進
  五 屎尿貯溜槽の建設と農村還元処分の存続
  小括
第五章 戦後日本の不衛生処分と下水処理化
  はじめに
  一 戦後の下水道整備と処理方法の多様化
  二 屎尿分離式改良便所の整備と屎尿消化槽の建設
  三 浄化槽の普及と下水処理化の進展
  小括
終章 汲取処理か、下水処理か
  はじめに
  一 利害関係者(都市住民、屎尿処理業者、農民)と行政の関係
  二 屎尿をめぐる都市-農村間の関係
  三 下水処理技術の普及過程
  四 各都市(東京市、大阪市、名古屋市)の相違点
  五 本研究の現代における意義と今後の展望

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