山城 智史/著 -- インパクト出版会 -- 2024.1 -- 219.9 /219.905


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県立(本館) 公開閲覧 /219.9/Y44/ 116479965 一般図書 利用可 在架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 琉球をめぐる十九世紀国際関係史
副書名 ペリー来航・米琉コンパクト、琉球処分・分島改約交渉
著者 山城 智史 /著  
出版者 インパクト出版会
出版年 2024.1
ページ数 343p
大きさ 22cm
一般件名 琉球 , 沖縄県-歴史 , 日本-対外関係-アメリカ合衆国-歴史 , 日本-対外関係-中国-歴史
NDC分類 219.9 / 219.905
内容紹介 1850年代~1870年代を中心に、ペリー来琉から分島改約交渉までの経緯を時系列的に描きながら、琉球をめぐる国際関係について日本・清朝・アメリカの3ケ国の外交史料を中心に明らかにする。原史料なども収録。
ISBN 978-4-7554-0344-6

目次

序章
  1 問題の所在
  2 先行研究と本書の位置付け
  3 十九世紀米国資料集のなかの琉球
  4 本書の構成
第一章 米琉コンパクトをめぐるペリー提督の琉球認識
  1 はじめに
  2 ペリーの琉球に対する認識の形成
  3 ペリーの琉球占領計画とindependent nation(独立国家)という障壁
  4 米国における条約の中のCompact
  5 おわりに
第二章 米琉コンパクトと琉球併合
  1 はじめに
  2 デロングの照会、副島の回答
  3 駐清米国公使からの在清琉球人に関する情報
  4 ビンガムと琉球人嘆願書
  5 井上毅の「琉球意見」と米琉Compact
  6 おわりに
第三章 琉球問題をめぐる事前交渉と分島・改約案
  1 はじめに
  2 台湾事件と琉球問題の発端
  3 琉球問題をめぐる日清間の不和-何如璋の抗議文
  4 グラント-李鴻章、グラント-明治政府
  5 李鴻章と英国駐清公使ウェードの会談
  6 宍戸公使と総理衙門
  7 竹添進一郎・李鴻章事前交渉-改約分島案の提起
  8 李鴻章の琉球三分割案と明治政府の対応
  9 おわりに
第四章 分島改約交渉と日清両政府の対応
  1 はじめに
  2 日清修好条規の期限内改正と琉球分割案
  3 分島改約交渉-第一回~第四回
  4 分島改約交渉-第五回~第八回
  5 北京交渉後の清朝政府内における動向
  6 宍戸全権公使の抗議と総理衙門の対応
  7 おわりに
第五章 琉球処分をめぐる李鴻章の外交基軸-琉球存続と分島改約案
  1 はじめに
  2 李鴻章の琉球存続案
  3 琉球存続のための「自為一国」「nation」論
  4 分島改約案と「譲歩」の外交
  5 「琉球存続」という外交カード
  6 日本の最終譲歩案と李鴻章の最終要求
  7 おわりに
第六章 琉球問題とイリ交渉の連動性-井上馨の外交政策を中心に-
  1 はじめに
  2 分島改約交渉-琉球分割条約、イリ交渉-イリ条約
  3 井上馨のイリ境界問題への対応
  4 イリ境界問題の趨勢と日本駐清・駐露外交官の洞察
  5 ビュツオフ来清の可能性と李鴻章
  6 おわりに
終章
  1 二つの条約ペリーから李鴻章まで
  2 歴史と歴史叙述

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