宮原 浩二郎/著 -- ミネルヴァ書房 -- 2024.2 -- 361 /361


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県立(本館) 公開閲覧 /361/MI73/ 116530759 一般図書 利用可 在架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル <感性的なもの>への社会学
副書名 社会空間の豊かさに向けて
叢書名 MINERVA社会学叢書
著者 宮原 浩二郎 /著  
出版者 ミネルヴァ書房
出版年 2024.2
ページ数 6,252,16p
大きさ 22cm
一般件名 社会学 , 感性
NDC分類 361 / 361
内容紹介 目で見たり耳で聴いたり想像したりする「感性」によって社会を捉えるとは、どういうことか。社会空間のもつ感性的質の記述・考察を通して現代社会のあり方を問い、その学術的意味と展開可能性を考える。
ISBN 978-4-623-09703-6

目次

序章 ポスト成長社会と感性的豊かさ
  1 感性による社会探究の可能性
  2 ポスト成長社会と感性的豊かさ
  3 本書の構成
第Ⅰ部 理論的考察の展開
第1章 社会空間への感性的アプローチ
  1 「社会を感じる」こと
  2 社会空間の雰囲気
  3 対象中心的知覚と感性的認識
  4 社会学的研究への接続
  5 感性的豊かさの理論的考察
第2章 遊びの空間と美的社会
  1 遊びの感性的質
  2 遊びの運動性-目的なき自在な往還運動
  3 自由な遊びの美
  4 遊戯衝動と美的社会
第3章 感性的豊かさの再分配
  1 感性的なものの分配
  2 近代の美的革命
  3 遊戯能力の平等
  4 スラム街と感性的豊かさ-ペドロ・コスタの映画から
  5 ランシエールとブルデュー社会学
第Ⅱ部 経験的研究に向けて
第4章 社会空間を「あじわう」
  1 現代美学・感性論と社会空間
  2 感性的認識としての「あじわう」
  3 アーケード商店街を「あじわう」-「静けさ」「透明さ」「リズミカルな振動」
  4 社会的・歴史的背景の探究
  5 社会科学と感性的アプローチ
第5章 沖縄社会への感性的アプローチ
  1 沖縄を歩く-紀行エッセイから
  2 日常生活にみる「自治の感覚」
  3 地上戦・占領統治の社会的体験
  4 「自治の感覚」の実在性
  5 あらためて沖縄を歩く、感じる
第6章 都市空間への感性的アプローチ
  1 散歩と空間認識
  2 日常的な散歩-近隣住宅地のあじわい
  3 ショッピングモールの散策-フラヌールと美的資本主義
  4 路地裏の漂流-落書きのコミュニケーション
  5 路上の現象学-街区のさまざまな雰囲気
  6 グラウンドゼロへの遊歩-都市の傷痕
  7 方法としての散歩
終章 課題と展望
  1 実践的客観性と自己エスノグラフィー
  2 「経験の観念化」批判と脱成長論
  3 レゾナンスの社会学
補論2 成熟社会の災害復興
  1 「復興」とは何か
  2 行政実務における「復興」
  3 開発型復興批判と成熟社会
  4 再生型復興の理念
  5 「復興」の感性的側面を考える
補論2 「自分の言葉」で語ること
  1 「自分の言葉」で語る
  2 アタマ言葉とカラダ言葉
  3 合理的言説と感情表出の抑圧-会議の場面をふりかえる
  4 自己表出の言葉と声の身体性
  5 言葉の感性的次元を考える

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