加納 遙香/著 -- 彩流社 -- 2024.2 -- 766.1 /766.1


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県立(本館) 公開閲覧 /766.1/KA58/ 116509126 一般図書 利用可 在架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 社会主義ベトナムのオペラ
副書名 国家をかたちづくる文化装置
著者 加納 遙香 /著  
出版者 彩流社
出版年 2024.2
ページ数 279,54p
大きさ 22cm
一般件名 歌劇-歴史
NDC分類 766.1 / 766.1
内容紹介 フランス植民地時代に持ち込まれたオペラを受容し、自国の文化として再構築したベトナム。1954年以降のオペラに関する政策、作品、上演、言論を分析し、国家建設・運営におけるオペラの文化装置としての諸機能を解明する。
ISBN 978-4-7791-2958-2

目次

序章
  はじめに
  1 研究の視角
  2 脱西洋中心主義なオペラ論にむけて
  3 オペラから読み解く近現代ベトナム
  4 ベトナムを取り巻くグローバルなオペラ空間
  5 研究の手法と本書の構成
第一章 文化政策と組織編制(一九五四~八六)
  はじめに
  1 党の文芸路線と音楽
  2 文化省における制度整備(一九五四~六四)
  3 戦時期の音楽舞踊劇場の活動(一九六五~七五)
  4 統一ベトナムの組織編制(一九七六~八六)
  小括
第二章 音楽劇ジャンルの創出と展開
  はじめに
  1 文化政策へのオペラの導入
  2 音楽劇の誕生
  3 音楽劇の展開
  小括
第三章 「ベトナム」を表象する
  はじめに
  1 作曲家・作品・上演
  2 「ベトナム」の表象
  3 国家の中心と周縁
  小括
第四章 教養主義的な国家をめざして
  はじめに
  1 大衆性から博学性へ
  2 理想と現実のはざまで
  3 ドイモイ後への継承
  小括
第五章 現代におけるベトナムのオペラ
  はじめに
  1 国際環境の変化とオペラ
  2 ベトナム音楽劇/オペラの再興
  3 現代におけるベトナム音楽劇/オペラの政治性
  4 現代ベトナムにおける新たな展開
  小括
終章 考察と課題
  独立国家ベトナムの文化としてのオペラ
  国家の文化的威信の拠りどころ-教養主義の発現
  自己像の模索と成型-対外意識と対内意識を具現化する
  国家の中心の演出と強化-音楽劇/オペラは誰の文化であったか
  ベトナムからみたグローバルなオペラの断片
  本書の課題

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