齋藤 公子/著 -- 現代書館 -- 2024.2 -- 493.385 /493.385


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県立(本館) 公開閲覧 /493.3/SA25/ 116508367 一般図書 利用可 在架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル がん患者の集団になにができるか
副書名 肺がんの罹患経験の社会学
著者 齋藤 公子 /著  
出版者 現代書館
出版年 2024.2
ページ数 283,11p
大きさ 20cm
一般件名 肺癌 , セルフヘルプグループ
NDC分類 493.385 / 493.385
内容紹介 肺がん患者たちの「知識のやりとり」と「生きる権利の訴え」という2種類の集団活動に焦点を当てる。彼ら彼女らが、集うことで社会や医療を変革し、連帯や希望をもたらしていることを明らかにする。テキストデータ請求券付き。
ISBN 978-4-7684-3601-1

目次

1章 課題の設定
  1 肺がん患者たちとの出会いに受けた衝撃
  2 私の胃がん罹患の経験
  3 本書の対象と課題
2章 近年のがん医療と肺がん医療
  1 がん医療と肺がん医療の現在
  2 がん医療にまつわる制度の変更
3章 先行研究
  1 がん患者たちの集団活動についての研究
  2 「患者の知識」についての研究
  3 病いと向き合う人々が携わる社会運動についての研究
  4 病いと向き合う人々の語りについての研究
4章 調査概要
  1 フィールドワークについて
  2 インタビューについて
  3 倫理的配慮
5章 がんは人々の「生」にいかに影響するか-肺がん患者たちの語りから
  1 「「あ、ふつうに働けるんや」って、希望をもらえて」-Pさんの語りから
  2 「おんなじ世代で、子どもがこんなに小さくって、がんの人なんて私ぐらいだって、ずっと思ってた」-Lさんの語りから
  3 「患者会っていうのに参加し出して、ほんまにそっから楽しくなった」-Kさんの語りから
  4 「自分は生きてるだけで、結構人に希望を与えているのか」-Mさんの語りから
  5 「そういう人生、想像してないですもんね」-Aさんの語りから
  6 がんはそれぞれの患者の「生」に個別に影響する
6章 肺がん患者たちによる「知識のやりとり」-集団内での活動
  1 仲間と出会うまで
  2 「知識のやりとり」の実際
  3 「知識のやりとり」から生じる「患者の自律」
7章 肺がん患者たちによる「生きる権利の訴え」-集団の外に向けた活動
  1 がん患者たちが携わってきた活動
  2 「高額薬剤問題」に対応する
  3 「受動喫煙問題」について訴える
  4 治験を提案する
  5 「生きる権利の訴え」から生じる「連帯」と「希望」
8章 がん患者の集団になにができるか-結論

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