杉本 学/著 -- 学文社 -- 2024.2 -- 361.234 /361.234


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県立(本館) 公開閲覧 /361.2/SU38/ 116484981 一般図書 利用可 在架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ジンメルにおける社会生成の理論
著者 杉本 学 /著  
出版者 学文社
出版年 2024.2
ページ数 7,249p
大きさ 22cm
NDC分類 361.234 / 361.234
内容紹介 19世紀後半から20世紀初期のドイツにあって、哲学および社会学上のさまざまな業績を残したゲオルク・ジンメル。彼の形式社会学について独自の検討をおこない、その社会理論としての再評価をめぐる議論の進展に寄与する。
ISBN 978-4-7620-3314-8

目次

序章 本書の趣旨
  1 ジンメル社会学に対する捉え方
  2 本書の主題
  3 本書の概要
第Ⅰ部 ジンメルと社会学
第1章 ジンメルの生涯と業績
  1 ジンメルの生涯
  2 ジンメルの時代
  3 ジンメルの学問
  小括
第2章 ジンメル研究の動向
  1 初期の研究
  2 ジンメル・ルネサンス
  3 日本での受容
  小括
第3章 ジンメル社会学の基本的視角
  1 相互作用と生成
  2 抽象とアナロジー
  3 対立物の融合
  小括
第Ⅱ部 二元論と両義性
第4章 「女性」と二元論の統一
  1 ジンメルの男女論
  2 ジェンダー論としての限界
  3 ジンメル男女論の読み換え
  小括
第5章 「よそ者」と第三者の視座
  1 社会のアプリオリとよそ者
  2 「排除された者」としてのよそ者・貧者
  3 内部と外部の二重性
  小括
第6章 支配と多数決における個人と社会
  1 「一人支配」からの出発
  2 多数決の社会学的意義
  3 支配における個人と社会
  小括
第Ⅲ部 相互作用から<個人と社会>へ
第7章 相互作用と「個人/社会」二元論
  1 探究の方向-「抽象次元の相違」から「発生論的考察」へ-
  2 「超個人的な統一体」の発生
  3 「相互作用」から「個人/社会」へ
  小括
第8章 ジンメル社会学の「根本問題」と「超個人的な統一体」
  1 個人と社会の葛藤
  2 生の超越と超個人的な統一体
  3 生の自己疎外と社会
  小括
終章 本書の成果とその展望-「物象化論」としてのジンメル社会学-
  1 本書の成果
  2 ジンメルの「物象化論」
  3 「物象化」と「疎外」
  4 「個人と社会」の現在
付論1 三者関係論から差別の社会学へ
  1 「三者関係としての差別」論
  2 集団における被差別者の位置づけ
  3 マジョリティの普遍化
  小括
付論2 近接性と距離-バウマン道徳論におけるジンメルの援用をめぐって-
  1 バウマンの道徳論
  2 ジンメルの諸論点
  3 バウマンにおけるジンメルの影
  4 考察

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