須藤 陽子/著 -- 信山社 -- 2024.3 -- 323.95 /323.95


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県立(本館) 公開閲覧 /323.9/SU84/ 116526484 一般図書 利用可 在架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 即時強制と現代行政法理論
叢書名 学術選書
著者 須藤 陽子 /著  
出版者 信山社
出版年 2024.3
ページ数 17,259p
大きさ 22cm
一般件名 行政強制
NDC分類 323.95 / 323.95
内容紹介 明治憲法下にドイツからもたらされ、その後アメリカ法の影響を受け変質した即時強制。その仕組みを解明し、わが国の立法史・学説史の視点から考究。行政法各論、警察行政法の成否を問う。
ISBN 978-4-7972-8273-3

目次

序章 本書の視角
  Ⅰ 本書の目的と研究手法
  Ⅱ 理論的欠缺が生じた原因考究の必要性
  Ⅲ 法改正のない理由
  Ⅳ 行政法各論警察行政法の構築を目指して
第一部 即時強制の成り立ち
第1章 即時強制概念の成り立ち
  Ⅰ 問題の視角
  Ⅱ 明治期:警察権力統制の必要性と行政執行法制定
  Ⅲ 大正期:概念の受容と日本法制の特色
  Ⅳ 昭和前期:『日本行政法下巻』即時強制と時間の要素
  Ⅴ 行政法総論と即時強制
  おわりに
第2章 財政強制と強制徴収
  Ⅰ 問題の視角
  Ⅱ 「財政強制」は上位概念か?
  Ⅲ 「財政上の強制執行」の意義
  Ⅳ 行政上の強制徴収の問題点
  おわりに
第3章 即時強制と即時執行
  Ⅰ 問題の視角
  Ⅱ 即時強制の定義を問う
  Ⅲ 即時強制から「行政調査」を区別する意義
  おわりに
第4章 代執行と即時強制
  はじめに
  Ⅰ 即時強制と「即時執行」が混在する意味
  Ⅱ 塩野説に対する疑問
  Ⅲ 代執行の意義
  Ⅳ 「簡易代執行」「略式代執行」は代執行か,即時強制か
  おわりに
第5章 警察機関と代執行,即時強制,強制徴収
  Ⅰ 警察機関と行政上の強制執行,即時強制
  Ⅱ 「氏名及び住所」不明の措置
  Ⅲ 強制措置と費用徴収規定
  おわりに
第6章 建築行政と行政上の強制徴収
  Ⅰ 占領期立法の特色
  Ⅱ 行政代執行法の機能不全と建築基準法改正
  Ⅲ 「空家等対策の推進に関する特別措置法」と強制徴収
  おわりに
第二部 即時強制と行政上の強制執行の関係
第7章 再考行政上の強制措置
  Ⅰ 問題の視角
  Ⅱ 行政実務における有形力の行使の必要性
  Ⅲ なぜ直接強制は抑制的でなければならないか
  おわりに 非代替的作為義務と不作為義務の履行確保手段
第8章 義務と強制の理論
  はじめに
  Ⅰ 警察権の分散と行政法総論の変化
  Ⅱ 警察上の即時強制から行政上の即時強制へ
  Ⅲ 「行政強制」論の特色
  Ⅳ 「行政上の義務履行確保」と「行政上の実効性確保」
  おわりに
第三部 即時強制と警察法理論
第9章 即時強制と「執行機関」概念の変質
  はじめに
  Ⅰ 即時強制の権限の所在
  Ⅱ 権限法の変化と「執行機関」概念
  Ⅲ 現代の「執行機関」概念をどう論じるか
  おわりに
第10章 日独警察法理論の相違
  はじめに
  Ⅰ 問題の視角
  Ⅱ 一般概括条項の不存在
  Ⅲ 「危険」概念欠落の意味
  Ⅳ 「公共の安全と秩序」論の欠如
  おわりに
第11章 警察行政法と即時強制
  はじめに
  Ⅰ 「警察行政法」論の意義
  Ⅱ 「制定法上の警察」の特色
  Ⅲ 現代行政における「執行力」「強制力」の欠如と警察による補完
  おわりに
終章に代えて

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