平中 悠一/著 -- 田畑書店 -- 2024.4 -- 913.6 /913.6


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県立(本館) 公開閲覧 /F/H66/ 116504986 一般図書 利用可 在架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 「細雪」の詩学
副書名 比較ナラティヴ理論の試み
著者 平中 悠一 /著  
出版者 田畑書店
出版年 2024.4
ページ数 386,66,6p
大きさ 20cm
一般件名 細雪
NDC分類 913.6 / 913.6
内容紹介 谷崎潤一郎の長編「細雪」。その評価は未だ定まっていない。ノン・コミュニケーション理論を導入し、日本語による三人称小説の“客観的に論証可能な「語り」読解”の方法論を提示し、同時代の世界文学としての価値を標定する。
ISBN 978-4-8038-0431-7

目次

第Ⅰ部 視野、視点そこで<察し>ているのは誰か?
  1 プルーストの逸脱、『細雪』の制約
  2 『細雪』ナラションにおける“制約”の諸様相
  3 『細雪』ナラションの「視点」
  4 人物視点を超えて
  第Ⅰ部の終わりに-『細雪』の詩学へ
第Ⅱ部 ノン・コミュニケーションとしての小説そこでは誰も語っていない
  1 ディスクール、ナラティヴ、物語
  2 どうして「そこでは誰も語っていない」のか?
  3 日本語におけるレシ文(中立文)の可能性と、日本語小説文の未来
第Ⅲ部 『細雪』の詩学にぎやかな静寂<声>の饗宴と、沈黙のこちら側
  1 記述者再登場(潜在するナラター)
  2 <いま><ここ>で<私>たちが語りだす~コミュニケーション性の二方向
  3 誰も見ていない彼女たち2
結論 文学のために

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