鈴木 亘/著 -- 堀之内出版 -- 2024.3 -- 701.1 /701.1


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県立(本館) 公開閲覧 /701.1/SU96/ 116557257 一般図書 利用可 在架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 声なきものの声を聴く
副書名 ランシエールと解放する美学
著者 鈴木 亘 /著  
出版者 堀之内出版
出版年 2024.3
ページ数 325,6p
大きさ 20cm
一般件名 美学
NDC分類 701.1 / 701.1
内容紹介 フランス現代思想の重鎮、ジャック・ランシエールの美学・芸術思想を取り上げ、ドゥルーズ、カントらを手がかりに、現代思想のあり方そのものを問い、日常生活のなかに息づく美や感性を見つめ直す。若き俊英による芸術論。
ISBN 978-4-909237-94-1

目次

序論
  第一節 ランシエールのキャリアと「政治」概念
  第二節 本書の問題設定と構成
第一章 ランシエールとモダニズム/ポストモダニズム
  第一節 モダニズムとポストモダニズムを概観する
  第二節 ランシエールの芸術史観とモダニズム/ポストモダニズム批判
  第三節 美的体制における芸術と政治
  第四節 「混交」と「宙吊り」の政治性
  結
第二章 シラー『美的教育書簡』を再起動する-《ルドヴィシのユーノー》と「宙吊り」の作用
  第一節 『美的教育書簡』における《ルドヴィシのユーノー》像の位置
  第二節 ランシエールのシラー解釈
  結
第三章 崇高から美へ-ランシエールとリオタール
  第一節 リオタールの崇高論
  第二節 ランシエールのリオタール批判
  第三節 微小なもの、不可能なもの
  結
第四章 『哲学者とその貧者たち』の美学思想-ブルデューに抗してカントを擁護する
  第一節 『哲学者とその貧者たち』のプロジェクト
  第二節 ランシエールの『ディスタンクシオン』批判
  第三節 『判断力批判』の革命的理念
  結
第五章 詩人の地位変化-ランシエールにおけるマラルメ
  第一節 「文芸」から「文学」へ
  第二節 《Néant》から《Rien》へ
  第三節 「芸術の美的体制」とマラルメ
  第四節 詩人、デサイナー、ダンサー
  結
第六章 エクリチュールの複数の政治性-フローベール解釈の諸相
  第一節 『哲学者とその貧者たち』におけるフローベール
  第二節 『無言のパロール』におけるフローベール
  第三節 「エンマ・ボヴァリーはなぜ殺されねばならなかったのか」における複数の民主主義の相克
  結
第七章 ランシエール、ドゥルーズ、自由間接話法
  第一節 ドゥルーズの文学論を読むランシエール
  第二節 自由間接話法による政治的解放
  結
結論

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