山本 直子/著 -- 明石書店 -- 2024.3 -- 334.41 /334.41


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県立(本館) 公開閲覧 /334.4/Y31/ 116514431 一般図書 利用可 在架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 「多文化共生」言説を問い直す
副書名 日系ブラジル人第二世代・支援の功罪・主体的な社会編入
著者 山本 直子 /著  
出版者 明石書店
出版年 2024.3
ページ数 269p
大きさ 22cm
一般件名 ブラジル人(日本在留) , 多文化主義
NDC分類 334.41 / 334.41
内容紹介 マジョリティの権力性、同化主義から脱却するために-。日系ブラジル人第二世代へのフィールド調査により既存の「多文化共生」言説とその実態を検討し、差異を尊厳として捉えることのできる「多文化共生」を再構築する。
ISBN 978-4-7503-5748-5

目次

序章
  1.研究の背景と目的
  2.主要概念の定義と調査対象者の設定
  3.先行研究の検討
  4.分析の枠組み
  5.調査の方法と限界
  6.本書の構成
第1章 政府文書にみる多文化共生概念の展開
  1.「90年体制」
  2.「出入国管理基本計画(第2次)」
  3.「地域における多文化共生推進プラン」
  4.「グローバル戦略」
  5.「『生活者としての外国人』に関する総合的対応策」
  6.「日系定住外国人施策に関する基本指針」
  7.小括
第2章 地域社会に浸透する多文化共生言説
  1.外国人集住地における多文化共生
  2.過度の集住による「問題」
  3.地方行政に見られる多文化共生をめぐる言説
  4.多文化共生言説の多層性
  5.小括
第3章 支援の功罪
  1.ストリートレベルの官僚としての日本語指導員
  2.「支援」がもたらす弊害
  3.小括
第4章 コミュニティとネットワーク
  1.居住地のエスニック・コミュニティ
  2.宗教コミュニティ
  3.インターネットを介したコミュニティ
  4.小括
第5章 「グローバル人材」言説が与える新たな立ち位置
  1.在日ブラジル人の学力の低迷
  2.大学進学を果たすブラジル人第二世代の出現
  3.小括
終章
  1.本書で明らかになったこと
  2.本書の学術的貢献
  3.本書の限界と今後の課題

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