福尾 匠/著 -- 河出書房新社 -- 2024.6 -- 135.5 /135.5


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県立(本館) 公開閲覧 /135.5/F81/ 116500422 一般図書 利用可 在架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 非美学
副書名 ジル・ドゥルーズの言葉と物
著者 福尾 匠 /著  
出版者 河出書房新社
出版年 2024.6
ページ数 463p
大きさ 19cm
NDC分類 135.5 / 135.5
内容紹介 哲学を「概念の創造」として定義したドゥルーズにとって、芸術を通して概念を創造する批評とは何だったのか。ドゥルーズに伏在する「言葉と物」の二元論から、今世紀の日本の批評を導いてきた「否定神学批判」の限界に迫る。
ISBN 978-4-309-23157-0

目次

序論
第1章 能力
  1-0 前期ドゥルーズの能力論
  1-1 理性、批判、超越論性
  1-2 共通感覚とその発生
  1-3 共通感覚批判
  1-4 美学=感性論の統合とイメージなき思考
  1-5 想像力の役割とその両義性
第2章 イメージ
  2-0 イマジネーションからイメージへ
  2-1 ベルクソンのイメージ概念-物質=イメージ=知覚
  2-2 運動と思考-映画的能力論(1)
  2-3 運動イメージと時間イメージ-観客の視点から
  2-4 デューリングの映像論
  2-5 イメージか装置か
  2-6 観客かエンジニアか
  2-7 イメージと概念
第3章 体系
  3-0 「地層」と後期ドゥルーズ
  3-1 なぜ地層を概念にするのか
  3-2 地層のエレメント
  3-3 動物になる前に-剝離する表現(1)
  3-4 ドゥルーズとフーコーの言葉と物(1)
  3-5 視聴覚的思考-映画的能力論(2)
  3-6 「ましてやわれわれ自身が著者であるとき」-映画の思考と『シネマ』の思考
  3-7 内在平面-哲学の構築主義(1)
第4章 言語
  4-0 命題と言表、科学と哲学
  4-1 オースティンの言語行為論-パフォーマティブから発語内行為へ
  4-2 デュクロの言語行為論-法的人称性と発語内行為としての前提
  4-3 指令語と間接話法-言表行為の集合的アレンジメントとは何か
  4-4 指令語をパスワードに書き換える
  4-5 概念-哲学の構築主義(2)
  4-6 眼を逸らさなければ書けない-<実現>のパリノード
第5章 人称性
  5-0 二〇世紀哲学史
  5-1 哲学的自我と直観
  5-2 コルニベールによるイメージ論の読解
  5-3 哲学的言表行為の三人称性
  5-4 イメージと常識-<持つ私>と<在る私>
  5-5 <呼ぶ私>へ
  5-6 概念的人物-哲学の構築主義(3)
第6章 非美学
  6-0 振り返り
  6-1 ポスト構造主義と否定神学批判
  6-2 東浩紀の線と面、あるいは言葉と物
  6-3 非並行論-ひとは身体が何をなしうるか知らないことも知らない
  6-4 ドゥルーズとフーコーの言葉と物(2)
  6-5 家具としての二元論、あるいは「非意味的切断」再考
  6-6 ドゥルーズとフーコーの言葉と物(3)
  6-7 生存の非美学-剝離する表現(2)

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