田村 伊知朗/著 -- 論創社 -- 2024.7 -- 681.8 /681.8


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県立(本館) 公開閲覧 /681.8/TA82/ 116527763 一般図書 利用可 在架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ドイツ路面電車ルネサンス
副書名 思想史と交通政策
著者 田村 伊知朗 /著  
出版者 論創社
出版年 2024.7
ページ数 341p
大きさ 20cm
一般件名 都市交通 , 路面電車 , 交通-ドイツ
NDC分類 681.8 / 681.8
内容紹介 1990年代の旧西ドイツ、そしてドイツ再統一以後の旧東ドイツで生じた路面電車ルネサンス。都市交通政策及び近代思想史のコンテキストにおいて路面電車ルネサンスの意義を再吟味する。巻末にドイツ語要約を付す。
ISBN 978-4-8460-2303-4

目次

第一章 近代交通総論
  はじめに
  第一節 近代における交通学
  第二節 近代思想史における交通概念
  第三節 前近代における移動性
  第四節 近代における移動性
  第五節 近代における高速性
  おわりに
第二章 近代都市の交通手段
  はじめに
  第一節 路面電車の歴史的位相
  第二節 路面電車の展開
  第三節 路面電車の衰退とバスの台頭
  第四節 バスの衰退と動力化された個人交通の台頭
  第五節 自動車と個人的自由
  第六節 自動車と社会的ヒエラルヒー
  おわりに
第三章 西ドイツの歴史的現実態における自動車
  はじめに
  第一節 ナチズムの神話的美意識の継承
  第二節 国民車という神話的美意識の形成
  第三節 戦前の官僚機構の継承と東西ドイツの同一性
  第四節 文化的規範としてのアメリカ合衆国
  第五節 路面電車の廃止と政治家
  おわりに
第四章 動力化された個人交通の進展による都市構造の変容
  はじめに
  第一節 都市中心部の変容
  第二節 都市中心部における駐車空間の拡大
  第三節 交通計画者の官僚制的合理性
  第四節 都市郊外の拡大と都市機能の分離
  第五節 農村の都市化と農地の譲渡
  第六節 交通縮減の思想の生成
  第七節 交通縮減の思想と都市構造
  おわりに
第五章 人間的自然に対する道路交通の否定的作用
  はじめに
  第一節 エコロジー問題と都市交通
  第二節 人間的自然に対する間接的破壊としての自然環境の破壊
  第三節 人間的自然に対する直接的破壊としての交通事故
  第四節 人間的自然に対する直接的破壊としての騒音
  おわりに
第六章 後期近代における公共性の生成と公共交通
  はじめに
  第一節 個人の原子化の進展
  第二節 原子化された個人と公共性の構築
  第三節 都市に関する全体知と公共交通
  第四節 自動車の社会的規範力の衰退
  第五節 アメリカ合衆国の社会的規範力の衰退
  おわりに
第七章 路面電車ルネサンスの生成とその試行の挫折
  はじめに
  第一節 路面電車と地下鉄の競合
  第二節 路面電車と地下鉄の差異
  第三節 都市構造及び都市住民に対する路面電車の親和性
  第四節 路面電車ルネサンスの困難性と意識構造
  第五節 路面電車ルネサンスの困難性と都市の諸上位審級
  おわりに
第八章 後期近代における交通学方法論
  はじめに
  第一節 後期近代の学問形式
  第二節 交通学方法論としての統合科学
  第三節 研究史における本研究の意義
  おわりに

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