山森 亮/著 -- 勁草書房 -- 2024.7 -- 331.1 /331.1


https://www2.tosyo-saga.jp/kentosyo2/opac/switch-detail.do?bibid=1102619501

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県立(本館) 公開閲覧 /331.4/Y31/ 116527003 一般図書 利用可 在架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 忘れられたアダム・スミス
副書名 経済学は必要をどのように扱ってきたか
著者 山森 亮 /著  
出版者 勁草書房
出版年 2024.7
ページ数 5,254,34p
大きさ 20cm
一般件名 経済哲学
NDC分類 331.1 / 331.1
内容紹介 アダム・スミスの理論に決定的役割を果たしていた「人間の必要」という概念は、なぜ忘れ去られたのか。必要概念の意味を発展させようとしてきた今日につづく議論を追い、現代社会における必要についての理論的展開を示す。
ISBN 978-4-326-15487-6

目次

序章
第1章 スミスの「見えざる手」
  1 はじめに
  2 『道徳感情論』における「見えざる手」の論理構造
  3 必要の有限性と経済学
第2章 スミスの「革靴」
  1 はじめに
  2 亜麻布のシャツと革靴
  3 必要の認識論と存在論
  4 経済学における主観主義とスミス
第3章 スミスの「未開人」
  1 「必要充足テーゼ」の理論
  2 「必要充足テーゼ」と事実認識
  3 一八世紀の賃金と必要についての言説
  4 「高貴な未開人」と「野卑な未開人」
第4章 メンガーの「魔法の杖」
  1 はじめに
  2 『経済学原理』第二版
  3 『経済学原理』第一版
  4 『原理』第二版への理論的批判
  5 『原理』第二版への文献学的批判
  6 メンガーの「必要/欲求」の存在論と認識論再訪
第5章 メンガーの遺産
  1 はじめに
  2 ポランニーと経済の二つの意味
  3 経済の二つの意味と必要/欲求概念
  4 K・W・カップと必要概念
  5 持続的開発と必要
第6章 スミスの遺産
  1 はじめに
  2 「貧困の再発見」とピーター・タウンゼンド
  3 アマルティア・センによる相対的剝奪概念への存在論的批判
  4 すれ違う「論争」とその後
  5 タウンゼンドとセンの共通点とスミス的存在論と認識論
  6 相対的貧困をめぐる理論的混乱を解きほぐす
第7章 「見えざるハート」
  1 はじめに
  2 フェミニスト経済学の誕生
  3 フェミニスト経済学と必要概念
  4 必要とケイパビリティ再論
終章

所蔵場所が「大和書庫」(所蔵場所の名称が、「大和講堂」、「大和研修」、
「大和新1」、「大和新2」、「大和新3」)の本については、遠方に保管
しているため、お取り寄せに10日程度かかる場合がありますので、
ご了承ください。(貸出中の場合は、返却後となります。)
なお、「大和書庫」の本は、あらかじめ予約をお願いいたします。

状態が「市町巡回貸出」の本については、市町図書館支援のため優先貸出中です。
当館での提供開始までに最長3か月程度かかりますので、ご了承ください。