奥田 宏司/著 -- 日本経済評論社 -- 2024.9 -- 331 /331


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資料詳細

タイトル 現代の経済学批判体系
副書名 現状の分析と理論
著者 奥田 宏司 /著  
出版者 日本経済評論社
出版年 2024.9
ページ数 14,440p
大きさ 22cm
一般件名 経済学
NDC分類 331 / 331
内容紹介 マルクス「経済学批判体系」プランの構想は今日でも有効か。中央銀行、国民経済、国際通貨、多国籍企業、ドル体制…。プランになかった新たな諸範疇を定立し、現代における経済学批判体系の編成を示す。
ISBN 978-4-8188-2669-4

目次

序論
第1章 今世紀における日本経済の状況
  はじめに
  1.企業の内部留保の増大
  2.グローバル化,IT化の中での非正規雇用の拡大
  3.内部留保の使途
  4.内部留保の増加の含意-「まとめ」に代えて
第2章 利潤率の低下と過剰資本
  はじめに
  1.『資本論』第15章草稿と『資本論』の対比・内容
  2.マルクスの問題意識と第15章草稿の「大要」
  3.第14,15章草稿でマルクスが論じなかった諸事象
第3章 再生産表式論の基本的諸問題
  はじめに
  1.均衡的拡大再生産の条件と競争,実現問題
  2.再生産表式と貨幣流通・還流
  3.拡大再生産と貨幣の増加
第4章 再生産表式にもとづく2つの展開
  はじめに
  1.再生産表式と需要創出の波及過程
  2.表式への外国貿易の導入
第5章 マルクスの信用論と再生産・資本蓄積
  はじめに
  1.銀行資本と信用制度
  2.信用による再生産の加速
  3.貸付可能な貨幣資本の形成
  4.まとめに代えて-銀行の貸出による「預金創造」の意義と恐慌論
第6章 国民所得と諸収入
  はじめに
  1.国民所得について-国民経済計算(SNA)とマルクスの理論
  2.SNAの基本性格
  3.国民所得とサービス部門
第7章 経済学と国家
  はじめに
  1.マルクス・エンゲルスの国家論-簡単な整理
  2.ブルジョア社会の国家の形態での総括-幾人かの研究者による把握
  3.「まとめ」に代えて
第8章 中央銀行と金融政策,アベノミクス批判
  はじめに
  1.中央銀行と国民通貨
  2.アベノミクスの提唱と異次元の金融緩和の実施
  まとめ
補章 国家の改革と国民の社会意識の高度化
第9章 「外側にむかっての国家」と国民所得,外国貿易,国際通貨
  はじめに
  1.多様な国家の並存と外国貿易
  2.国民所得と外国貿易,貿易収支
  3.国際通貨の登場
第10章 現代世界経済と多国籍企業
  はじめに
  1.直接投資と多国籍企業
  2.「IT革命」後の多国籍企業の展開
第11章 ドル体制
  はじめに
  1.ドル体制の前史としてのIMF体制
  2.ドル体制の形成
  3.ドルによる国際信用連鎖の形成
  おわりに
第12章 ユーロ体制の成立
  はじめに
  1.1980年代~90年代のマルクの西欧における基軸通貨化
  2.ユーロ体制の成立
  3.ユーロシステムとTARGET,TARGET Balancesの形成
  4.南欧経済不安とユーロ体制の基本的性格
  まとめに代えて-南欧経済不安とユーロ体制の現実
第13章 ドル体制,ユーロ体制の持続性
  はじめに
  1.ドル体制の持続性とアメリカの金融不安
  2.ユーロ体制の持続性
第14章 ウクライナ侵攻後のロシアの貿易決済,「一帯一路」とドル体制
  はじめに
  1.ロシアのウクライナ侵攻後の貿易決済と中国の銀行
  2.一帯一路とドル体制

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