坂口 奈央/著 -- ナカニシヤ出版 -- 2025.2 -- 369.31 /369.31


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県立(本館) 公開閲覧 /369.3/SA28/ 116579954 一般図書 利用可 在架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 生き続ける震災遺構
副書名 三陸の人びとの生活史より
著者 坂口 奈央 /著  
出版者 ナカニシヤ出版
出版年 2025.2
ページ数 9,272p
大きさ 20cm
一般件名 東日本大震災(2011) , 災害復興 , 大槌町(岩手県)
NDC分類 369.31 / 369.31
内容紹介 東日本大震災の被害の大きさを伝える震災遺構に、三陸に生きる人びとはどのような意味を見いだしていったのか。東日本大震災から10年以上にわたる観察と生活史調査をもとに、その動的プロセスについて論じる。
ISBN 978-4-7795-1850-8

目次

第1章 「いま、ここ」を動的に捉える
  第1節 「遺構」という言葉から読み取る
  第2節 ひとくくりに捉える弊害
  第3節 プロセスから読み解く
第2章 「震災遺構」をめぐる動き
  第1節 保存に向けて
  第2節 問われた被災地の当事者性
第3章 船-漁業に翻弄された生活と生産
  第1節 三陸の漁業
  第2節 「はまゆり」をめぐる葛藤-岩手県大槌町赤浜
  第3節 浜の母ちゃんたちの生活史
  第4節 「共徳丸」を哀れむ人たち-宮城県気仙沼市鹿折
  第5節 地域をつくり育ててきた船
第4章 公的機関を遺す難しさ
  第1節 なぜ解体を望んだのか
  第2節 大槌町旧役場庁舎をめぐる経緯
  第3節 語られ方
  第4節 「恥の場だから」-震災時六〇代男性の生活史
  第5節 二重の敗北感が映し出されることへの抵抗
第5章 「おらほの遺構」-回復する自然地物
  第1節 回帰的時間の定点
  第2節 「弁天様」-岩手県大槌町赤浜
  第3節 「ど根性ポプラ」-岩手県大船渡市越喜来
  第4節 災害をポジティブに変換する装置
第6章 震災遺構論の新たな地平を拓く
  第1節 遺されたモノから「震災遺構」へ
  第2節 生き続けていくために

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