事例詳細

唐津市浜玉にある常福寺の歴史を知りたい。

御質問の件については、次の資料に記載がありました。

(1) 『浜玉町史　上巻』　浜玉町史編集委員会／編　浜玉町教育委員会　1989
　p.697-698　常福寺はその山田の中心部、県道相知・浜玉線の東側山麓にある。創建は元亀元年（一五七〇）で開山が虎湖和尚という。山号は現在「護国山」と呼ぶが、古くは「幸伝山」と称したとも伝えられている曹洞宗の寺院である。なお、この寺の近くの山中に「儒林・天正十一年（一五八三）」の銘を有する無縫塔など石塔を残した究溪寺跡がある。常福寺の寺歴によるとその究渓寺を合寺してできたと伝えている。

(2) 『佐賀県社寺調査報告書』　佐賀県立博物館／編　佐賀県立博物館　1996
　p.106　護国山　常福寺　浜玉町東山田2929　曹洞宗
　　　　　虎湖和尚を開山として元亀元年（1570）に創建されたと伝える。山号は古くは幸伝山と号したともいう。