調査・質問内容

質問番号 0000012480
状態 受付済
質問日 2020/12/07

肥前国(佐賀県)、佐賀藩士・石井直信の四男として生まれ、山崎峰次郎の養子となった山崎四男六の関係者について教えてください。

①佐賀藩士・石井直信の佐賀藩での役職。石井直信の居住地。
②山崎峰次郎の職業・居住地。
③石井直信と山崎峰次郎との関係は?
④山崎四男六の兄弟氏名。


【事前に自分で調べた事項】
山崎峰次郎は明治20年代、東京で投資家的な事業を行っていた手紙があります。
また、山崎峰次郎は軍人だったという話もあるようです。

図書館からの回答

回答状態 公開済み
公開日 2021/03/16
関連質問番号

御質問の件について、下記のとおり回答します。


1.「佐賀藩士・石井直信の佐賀藩での役職。また居住地」については、当館の調査した資
料(古文書等歴史資料を除く)では、確認できませんでした。

2.「山崎峰次郎の職業・居住地」については、次の資料に記載がありました。
(1)『松浦叢書 第1巻』吉村 茂三郎/編 名著出版 1974年 
P.473 「藩卒と俸碌」に「同 貳拾四俵」と有り。

(2)『東松浦郡史』 久敬社 1925年 
P.369 「藩卒と俸碌」に「同 貳拾四俵」と有り。

(3)『佐賀県教育史 第2巻 資料編2』
佐賀県教育史編さん委員会/編 佐賀県教育委員会 1990年
p.997 「久敬社」沿革 明治十九年の項
「天野・辰野の両氏幹事を罷め山崎峰次郎氏を推し幹事となす。」
  
※国立国会図書館デジタルコレクションの官報には、「陸軍歩兵大尉 山崎峰次郎」の
記載がありますが、佐賀藩士山崎峰次郎と同一人物かは不明です。

3.「石井直信と山崎峰次郎との関係」については、当館の調査した資料(古文書等歴史
資料を除く)では、確認できませんでした。

4.「山崎四男六の兄弟氏名」については、次の資料に記載がありました。
(4)『日本之精華』北川由之助/編 毎日通信社 1914年
国立国会図書館デジタルコレクション603コマ目 「山崎四男六」に「士族石井波次郎の令弟なり」と有り。
   
(5)『昭和風土記』篠田 雀/編 東京都新聞社 1932年 
P.70 「山崎四男六」に「士族石井波次郎の令弟」と有り。

(6)『唐津市史 復刻版』 唐津市 1991年 
P.906 「唐津村の歴代村長及び助役」に
「助役 石井波次郎 就任年(明治三一)、退任年(明治三四)」と有り。

(7)『厳木町史』厳木町教育委員会 1971年 
P.225 「こうして広川戸長役場、厳木戸長役場、天川戸長役場には村会議員が誕生し素朴な議会が動き出した。~略~その後における戸長役場の管域は、明治十八年(一八八五)二月、広川村戸長石井波次郎が県へ提出した『徴発物件表』によると、この時にはすでに天川戸長役場の名称は姿を消し、広川村戸長役場に統合され、前記の五か村と天川村を加えた六か村を広川村戸長役場は管域とした。」と有り。

参考文献

タイトル 注記
松浦叢書 第1巻
東松浦郡史
佐賀県教育史 第2巻
日本之精華
昭和風土記
唐津市史
厳木町史

参考URL

タイトル 注記
佐賀県立図書館「古文書・古記録・古典籍データベース」
佐賀県立図書館「人名データベース」

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