調査・質問内容

質問番号 0000012509
状態 受付済
質問日 2021/01/16

愛知県の「名古屋」と佐賀の「名護屋」の由来に関連性があるのか知りたい。

図書館からの回答

回答状態 公開済み
公開日 2021/03/16
関連質問番号

御質問の「共通の地名(なごや)に関する資料」については、当館の調査した資料(古文書等、古地図・絵図等歴史資料を除く)では確認できませんでしたが、下記の資料に「なごや」の地名の由来がございましたので御案内いたします。

(1)『佐賀県の地名 日本歴史地名体系42』 平凡社 1980
  p.318 なごや 名護屋〈鎮西町〉
  [中世]名護屋 鎌倉期~戦国期に見える地名。那久野村は名古屋村に比定できる。
(2)『角川日本地名大辞典 41佐賀県』 角川書店 1981
  p.512 上記資料と同様の記述あり。
(3)『愛知県の地名 日本歴史地名体系23』 平凡社 1982
  p.79 名古屋市
   古くは那古野と書き、また名護屋・浪越などとも記し、蓬左の別名もある。ナゴヤという地名は、根小屋・名越など類似のものを含めれば、肥前・筑前・豊後・駿河・伊豆・相模・下総などの各地に見られ~それらはいずれも海辺の集落という共通点をもつので、魚子屋(魚子は漁夫の意)すなわち漁村とする説もある。

参考文献

タイトル 注記
日本歴史地名大系 42
日本歴史地名大系 23
角川日本地名大辞典 41

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