調査・質問内容

質問番号 0000013350
状態 受付済
質問日 2023/06/07

1.二・二六事件当時の佐賀県内の状況や反応、県民・市民その他の人々の声が記載されている資料はないか。
2.当時の地元紙ではどのような報道がなされていたのか知りたい。
3.戦後、この事件を地元の方が回想した記事などはあるか。

図書館からの回答

回答状態 公開済み
公開日 2023/09/17
関連質問番号

御質問の件について、次のとおり回答いたします。

1.「二・二六事件時の佐賀県内の状況と反応」については、次の資料に記載がありました。
 (1)『佐賀新聞 1936(昭和11)年2月28日』
  2面「本縣特高課も徹宵して緊張『縣民よ冷靜なれ』と後藤部長は語る」
    (前略)一方佐賀県憲兵隊も萬一の場合に備へたが後藤警察部長は 佐賀縣下は無事平穏である。
    縣民が冷靜でさえあれば済む事だ と多くを語らず

2.「当時の地元紙の報道」については、次の資料に記載がありました。
(2)『佐賀新聞 1936(昭和11)年2月28日』
 1面「緊急勅令を以つて戒嚴令公布さる」等
 2面「帝都異變續報 戒嚴令下に治安漸く保たる」等

(3)『佐賀新聞 1936(昭和11)年2月29日』
 1面「東京驛閉鎖 列車運行には支障なきも新橋品川兩驛混雜」等

(4)『佐賀新聞 1936(昭和11)年3月1日』
 1面「蹶起部隊反軍化 遂に勅命に抗す 再三の説喩も容れず 戒嚴司令部重大決意」等
 2面「叛亂關係將校 十五名免官處分 内閣から發表さる」等

(5)『佐賀新聞 1936(昭和11)年3月2日』
 1面「廿九日午後に至り叛亂部隊全部歸順す」等
 2面「叛亂關係者に本縣出身將校四名」等

(6)『佐賀新聞 1936(昭和11)年3月3日』
 1面「國民よ本分を竭せ 政府重大聲明 軍の力を暴擧鎭壓せりと」等

(7)『佐賀新聞 1936(昭和11)年3月29日』
 2面「不祥事に鑑み 要求される葉隱精神の再檢討 國漢歷の敎育に力を注ぎ國憲國法の尊重を鼔吹す
   中等敎育に學務課力瘤」

※1936(昭和11)年2月26日から3月31日までの佐賀新聞(DVD版)を確認

3.「戦後の地元の人の回想」については、次の資料に記載がありました。
(8)『佐賀新聞 2014(平成26)年2月26日』
 7面「二・二六事件回顧 天皇激怒し鎮圧へ」

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