調査・質問内容

質問番号 0000013402
状態 受付済
質問日 2023/12/14

『徒然草』について調べている。文体が「和漢混淆文(和漢混交文)」だと説明された本はないか。

図書館からの回答

回答状態 公開済み
公開日 2024/07/30
関連質問番号

次の資料に記載がありました。

(1)『シリーズ<日本語の語彙> 3』 飛田 良文/編集代表 佐藤 武義/編集代表 朝倉書店 2020
 (pp.54-78 第五章 連語から見た『徒然草』-連語型文末表現と文体- 安部清哉)
  p.54    反対に、和漢混淆文的とも言われる第2部は、中古の随筆とは異なる表現が使用されている部分とも見える。

(2)『解説徒然草 新訂版』 宇佐美喜三八/著 若竹出版 1958
 p.9(11コマ) しかも徒然草の文章は、和漢混淆文をはじめ、漢文脈のもの、和文脈のもの、
         種々様々で、いずれも洗練された表現であって、(後略)
         ※国立国会図書館デジタルコレクション(ログインなし)で閲覧可能

(3)『つれづれ草 (研究社学生文庫 ; B 第2)』 岩井良雄/著 研究社出版 1952 
 p.4(9コマ) つれづれ草の文章は、その題材によって、それぞれちがっている。
        (中略)教訓談などは、漢文訓読調を交えた、和漢混交体となる。
        ※国立国会図書館デジタルコレクション(送信サービス)で閲覧可能

参考文献

タイトル 注記
シリーズ<日本語の語彙> 3

参考URL

タイトル 注記
国立国会図書館デジタルコレクション 最終アクセス日 2024.2.4 

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