事例詳細

旧北茂安町（現在は合併し、みやき町）内において、成富兵庫茂安が行った土木工事について知りたい。

【事前に自分で調査した事項】
（1）『北茂安町史』　北茂安町史編纂委員会／編　北茂安町　2005
（2）『北茂安村誌』　北茂安村誌編纂委員会／編　北茂安村公民館　1961

次の資料に記載がありました。

(1)『日本歴史地名大系　42　佐賀県の地名』　平凡社　1980
　pp.66-67　「千栗土居（ちりくどい）」
「旧千栗村の宇土（現北茂安町大字白壁字石貝）を起点として南方の旧坂口村（現三根町大字坂口）まで十二キロに及ぶ筑後川西岸の堤防。杉土居ともいう。佐賀藩の家臣成富兵庫茂安が十二ヵ月の歳月をかけて寛永年間（一六二四-四四）に築き上げたもの。～（[出典：疏導要書]）」
(2）『北茂安町史』　北茂安町史編纂委員会／編　北茂安町　2005
　pp.489-528　「第四章　東境目としての北茂安」
　pp.529-536　「第五章　成富兵庫茂安と治水・利水」
　千栗土居など、成富兵庫茂安による治水工事の内容について記載あり
(3）『成富兵庫茂安』　田中　耕作／著　佐賀新聞社　2008
　pp.74-88　「一. 千年川」　※『疏導要書』の現代訳あり
(4）『偉人成富兵庫』　真田　新蔵／著　秀栄舎　1917
　巻末pp.6-8　千栗土居と千年川
　「成富兵庫肥前水切事蹟地図」（175コマ）に北茂安村、千栗土居の記載あり
　※国立国会図書館デジタルコレクション（ログインなし）で閲覧可能
　　「偉人成富兵庫」 https://dl.ndl.go.jp/pid/951592 （最終アクセス 2024.4.4）