事例詳細
調査・質問内容
| 質問番号 | 0000013580 |
|---|---|
| 状態 | 受付済 |
| 質問日 | 2025/11/28 |
現在、佐賀県内における、第二次世界大戦時に実施された延焼防止目的の都市計画事業である建物(強制)疎開に関する郷土史や地域資料を探しています
佐賀県の建物疎開が実施された都市は「佐賀市・唐津市・鳥栖町(市)・伊万里町(市)」です。
郷土史に関して、建物(強制)疎開に言及のある郷土史タイトルを教えていただきたいです。
可能であれば、調べていただく中で出てきた、第二次世界大戦の内容やその時期の記載はあっても、建物(強制)疎開の記載はなかった郷土史のタイトルも併記いただきたいです。
また、地域資料に関しても同様に、言及があるものや地域資料のタイトルを教えていただきたいです。
【事前に自分で調査した事項】
斎藤駿介著「戦時期日本における建物疎開の展開に関する制度史的研究(その1) 事業対象都市の変遷と事業施行の実態」の論文内の建物疎開実施戸数の表を参照しています。
図書館からの回答
| 回答状態 | 公開済み |
|---|---|
| 公開日 | 2026/07/04 |
| 関連質問番号 |
御質問の件については、次の資料に記載がありました。
(1) 『佐賀県警察史 下巻』 佐賀県警察史編さん委員会/編 佐賀県警察本部 1977
pp.394-399 「(三)防空監視隊と建物疎開」
p.423 「⑮建物疎開と損失補償」
(2) 『佐賀市史 第4巻』 佐賀市史編さん委員会/編 佐賀市 1979
pp.845-846 防空体制は天井はずしから、ついに家屋の強制疎開にまで発展した。家屋が密集していると、火災の延焼が速やかなので、市街地のしかるべき箇所の家屋を強制撤去するのである。(後略)
p.934 (年表)
西暦:一九四五 年号:昭和二〇
県・市内事項:5・24 佐賀市で八か所建物疎開令適用
(3) 『佐賀市史 第5巻』 佐賀市史編さん委員会/編 佐賀市 1981
p.602 また市では空襲に備えての建物疎開を第一次から第三次にわたり実施して四六八戸を完了した。
pp.790-791 (年表)
西暦:一九四五 年号:昭和二〇
県・市内事項:5・27 佐賀市内第一次建物疎開を実施(一二〇戸)
6・29 佐賀市内第二次建物疎開実施(一二四戸)
7・30 佐賀市内第三次建物疎開実施(七七八戸)実施完了にいたらず
(4) 『鳥栖市誌 第4巻』 鳥栖市教育委員会/編 鳥栖市 2009
p.719 第二次世界大戦も敗色が濃くなってくると、政府が空地利用の食糧増産を奨励したため、昭和19年ごろには、空地はもとより運動場までがイモ畑で占められ、空襲による延焼を防ぐために鳥栖駅周辺では、建物を取り壊して空地帯をつくる「家屋疎開」が行われた。
(5) 『鳥栖市史』 鳥栖市/編 鳥栖市 1973
p.1156 (年表)
西暦:1945 年号:昭和20
月日:6- 県 市:家屋疎開はじまる
(6) 『鳥栖空襲』 轟木一二三 1975
p.27 昭和二十年に入って、建物疎開が始まった。東町の長崎線沿いで、家屋の解体作業が行われだした。
(7) 『伊万里市史 現代編』 伊万里市史編さん委員会/編 伊万里市 2006
pp.39-45 「伊万里町でも建物の強制疎開」
(8) 『佐賀県大百科事典』 佐賀新聞社佐賀県大百科事典編集委員会/編 佐賀新聞社 1983
p.346「佐賀市建物疎開」
p.484「戦災」
p.497「疎開」
(9) 『角川日本地名大辞典 41』 佐賀県「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1982
p.306 こめやまち 米屋町〈唐津市〉
昭和20年家屋疎開により表町通りに面する家屋が解体され、道幅が広くなる。
(10) 『佐賀県政史』 佐賀県/編 佐賀県 1979
p.186本県では、佐賀市・鳥栖町の一部での空襲による被災や、佐賀市・唐津市における家屋の強制疎開があったものの、戦災による住宅の被害は大きなものではなかった。
p.283 本県でも二十年七月、八月の佐賀市の空襲、同年八月の鳥栖町の空襲等があり、また、佐賀市寺町地区等では強制疎開により建物が除去された。しかし本県においては戦災による住宅への被害は余り大きくなかった。
(11) 『佐賀新聞 1945(昭和20)年5月25日』 2面
「縣下初の建物疎開を實施 來月末迄には完了 佐賀市八ヶ所、唐津市九ヶ所」
※文字がつぶれていて判読不能な箇所あり
また、調査した資料の中で第二次世界大戦の内容やその時期の記載はあっても、建物(強制)疎開についての記載が確認できなかった資料は次のとおりです。
(12) 『唐津市史 復刻版』 唐津市史編纂委員会/編 唐津市 1991
(13) 『伊万里市史 近世・近代編』 伊万里市史編さん委員会/編 伊万里市 2007
(14) 『佐賀空襲 第三版』 佐賀空襲を記録する会/編 佐賀空襲を記録する会 2012
(15) 『刻む 佐賀・戦時下の記録』 佐賀新聞社/編 佐賀新聞社 2016
(16) 『佐賀県史 下巻』 佐賀県史編さん委員会/編 佐賀県史料刊行会 1967
参考文献
| タイトル | 注記 |
|---|---|
| 佐賀県警察史 下巻 | |
| 佐賀市史 第4巻 | |
| 佐賀市史 第5巻 | |
| 鳥栖市誌 第4巻 | |
| 鳥栖市史 | |
| 鳥栖空襲 | |
| 伊万里市史 現代編 | |
| 佐賀県大百科事典 | |
| 角川日本地名大辞典 41 | |
| 佐賀県政史 | |
| 唐津市史 | |
| 伊万里市史 近世・近代編 | |
| 佐賀空襲 第三版 | |
| 刻む 佐賀・戦時下の記録 | |
| 佐賀県史 下巻 |
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